2016/09/25
talk about nothing, but everything...
友人たちとの夏の時間を振り返っていて思い出した会話があります。学生の頃、ニュージーランドから来た英語の先生と仲良くなり、クラスメイトとダイビングに連れて行ってもらったことがありました。たくさん潜って昼寝して料理して食べて花火して歌って、これでもかというくらい遊んだ3日目の朝に彼がこんなことを言っていました。"talk about nothing, but everything." なんだかすてきな言葉だなぁと思ってそれからずっと大事にしていた言葉です。結婚して子供が産まれて日本に暮らすことになって、でもまだそういうなんでもない時間を一緒に過ごせる人がいなかった彼のしみじみとした言葉。15年近く経って初めて、その意味を実感とともに飲み込めた気がします。思い返しても何を話したっけ?というような時間でも、笑ったことや力が抜けて心地よかった感じが身体に残ってる。そんな時間が人生の中ではきっととても大事なんだろうと思います。この夏もそんな時間を過ごすことができてパワー充電!と思いきや、そんな時間の直後はなぜだかいつもちょっと落ち込むんだよな。そしてちょっと喧嘩したりする。楽しすぎて嬉しすぎて反動が来るのかな。でも少し経つとその時間を思い出して元気が出るんだよね。先生の名前は忘れてしまったけど、今はどこにいるんだろう。しあわせにしているかな。また会って散歩でもしたいなぁ。
2016/09/24
誠子さんの興奮がおさまらないうちに、夏のもうひとつの楽しみが訪れました。鳥取でHAKUSENというカフェを営む小島さんたちが帰ってきました。佳織さんがコーヒーを淹れてくれたその時間はまるでHAKUSENにいるようでした。冬に遊びに行った鳥取での素晴らしい時間を思い出します。朝から夕方までゆっくりのんびり、野菜を収穫したり子どもたちと遊んだり、ご飯を作りながらそして食べながら。今日のメニューはシュンくん特製肉味噌の中華麺。子どもたちのお昼寝の時間にほんのつかの間、大人だけの時間があったりして、美味しいコーヒーとお菓子とでたわいもない会話を楽しみました。こんな時間をできるだけ多く過ごすために長生きしようと、小島さんが言いました。ほんとにそうだね。友達っていいなって、大人になってなおさら思います。余計な説明をしなくても、話が通じる。同じ言葉を話してる。自分を思い出させてくれる大切な時間です。ありがとう。次は宮崎で!
ごはんのことばっかりです。夏が終わると遠くで飲食店を営む友人たちが栃木へ帰ってきます。徳島でCIRUというマフィン屋を営む誠子さんは、もともとはイタリアで料理の修業をしていた料理上手。今年は私たちの野菜でお昼ごはんを作ってもらいました。やっぱりサイコー!この夏最もテンションが上がった瞬間です。サラダもお惣菜も絶妙な塩加減。これがなかなかできない。本人は普通だよ〜と笑っているけど、これは?あれは?とどうやって作るのか聞いてみると、やっぱり食べる人のことをすごく考えてくれてる。家で同じ材料で再現してもやっぱり同じにはならないんだよな。毎年、誠子さんの笑顔を見て彼女の料理を食べることが夏の終わりの大きな楽しみです。CIRUのお菓子も幸せになっちゃうお菓子ばかり。是非ごひいきに。
2016/09/19
師匠の成澤菜園さんときくち農園の野菜と、アジア学園のお肉を使って、出張料理人の岸本恵理子さんがお料理してくれた感動の夜。大ちゃんの左隣が成澤さん。右隣は大ちゃんの親戚みたいだけどそうではないアジア学園で豚を育てている方です。お野菜を作っていると、そのお野菜がどんな台所でどんな風にお料理されてどんな一皿になるのか、いつもいつも気になっています。みんなどんな風に食べているんだろう?と。ときどき自分が思ってもみない美味しい食べ方を教えてもらったりして、とても嬉しくなります。この夜、私は産後で参加できなかったのですが、参加した皆さん「おいしかった、それ以上何も言えない」と。岸本さんが言葉にできないくらい素敵なお料理にしてくれた様です。恐縮です、でも嬉しい。1年目からこんな機会を頂いて、イベントを企画して頂いた方々に感謝感謝の夜でした。今日はみんなどんなご飯食べたんだろう、明日は何を食べるんだろう。
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