2014/02/10

水のように柔軟に。 大介


雪が降りましたね、年に一度くらいは今日みたいな白い世界を見たくなります。雪が降った日の夜明けに、暗い室内からカーテンをあけて眺める真っ白な風景には、静かで凛としていてどこか心を満たされるものがあります。そんな雪が溶けきらない今日は、大ちゃんのお姉さんのお義母さんが炭酸まんじゅうの達人だということで、わがままを言って習いにいってきました。いつも同じにはできないのよ〜といいながら、少しずつ工夫して研究されてきたそのおまんじゅうは、ふんわりしっとりとした仕上がりでとっても美味しかったです。こんなふうにお母さん達はみんな、色んな工夫をしていて、実はいろんな達人なんだろうなぁ。日本にも、世界にも、そんな達人がいーっぱいいるんだろうと思うとなんかすごいなと思います。教えてもらえることはできるだけ教えてもらおうと思います。恵美

2014/02/05


2月3日の節分にはなんとなく世間にのせられて巻き寿司を巻いています。夕飯の後には、まず家の中で豆まき。その後、大豆の枝にイワシの頭をさしたものを、敷地内のすべての建てものにさして回って、その都度豆をまきます。真っ暗な両郷にここぞとばかりに大介の大きな声が響き渡ります。「ふくはーうちー、ふくはーうちー、おにはーそとーー!」冷たい空気の中、清々しい声。すこしは邪気を追い払えたかな?そして翌日2月4日には新しい春を迎えて立春。今年はちょうど初午も重なって、夜のうちに昨日の豆の残りで「しもつかれ」を作り、裏山のお稲荷様にお供えに行きました。栃木の郷土料理のしもつかれは、この日の為の食べ物だったのですね。お稲荷様とは稲に宿る神秘的な精霊で、五穀をはじめ一切の食物を司る神さま、生命の根源を司る「いのち」の根の神さまで、天照大神の甥っ子さんです。うっかりキツネの神様だと思ってましたが、お稲荷様は白いキツネを使者としていて、それがシンボルとして残ったようです。これから始まる農作業の無事を祈ったり、毎日の無事を感謝する日。こどもの頃はお稲荷様の祀ってある場所はちょっと怖かった気がしますが、こうしてお話を聞いてみるとまた来年も場を整えて、おいしいお酒をもってこようと思えますね。おじいちゃんとおばあちゃんは今日は、日本三大稲荷である笠間稲荷神社にお参りに行ってくれています。恵美

皮を剥くのはすこし面倒だけど、ただ焼いただけの八つ頭っておいしい!はまっています。しょっちゅう焼いては、家族に付き合って頂いています。恵美