2013/08/31






久能山の後、料理の鉄人(懐かしい!!)の中華料理屋に行ったり温泉に行ったりしながら土山家に到着。土山家のお母さんとお姉さん、時折お兄さんを交えてみんなで談笑。面白いご家族で、笑いがつきませんでした。家の隣で保育園を営んでいる土山家、翌朝は園児と戯れながら蝉を捕ったり体操したりと賑やかな始まりでした。その後、柿田川湧水へ。ここは富士山に降った雨・雪が地下を通り、柿田川湧水公園内にあるわき間から湧いて柿田川が始まるっていう川の始まりの場所です。僕は以前にも土山さんに連れて来てもらったことがあって、その地下から湧き出る水の様がすごく印象的だったので恵美さん達にも見せたいと思い今回も連れて来てもらいました。水量が少し少なくなったように感じましたが、それでもやっぱり素晴らしい場所でした。本当に水が透き通っていて、こんこんと湧き出ていて、有り難いです。水が流れる様は本当に美しいです。数十年前は湧水を求めて集まった工場が原因ですごく汚れたり護岸工事で緑がコンクリートで覆われてしまった時期があったようなんですが、湧水を守りたいという地元の人々の運動で1980年代から少しずつ美しさが回復していって、今が在るようです。守って下さったみなさん、ありがとうございます。那須にも美しい場所が沢山あって、それをしっかり守って残していかなければならないです。 大介






名古屋で一泊し、その後静岡の伊豆に向かいました。伊豆にはラオスでお世話になったMAKPHAO(マックパオ)の土山さんが住んでいて、ラオスぶりの再会。いつも相手してくれてありがとうございまーす。静岡で合流し、伊豆までの道すがら久能山東照宮に連れて行ってもらいました。久能山東照宮は全国に多数造営されている東照宮の原型で、徳川家康を最初に祀った場所だそうです。つまり日光東照宮もここを元に作られたってことです。石段をこれでもかこれでもかと登りますが、登った先で振り返ると駿河湾が広がっていて、なかなか爽快です。社殿は日光東照宮と同じ権現造りでしたが、日光よりもこじんまりとして身近な感じ。それにしても、日本の石垣を作る技術はすごい。どうやったらあんなにぴったりと石を積み上げられるのだろうか?この積み方、地震とかにも強そうな気がする。本当に昔の人には学ぶことがいっぱいある。 大介

2013/08/30


名古屋に一泊。名古屋で明らかになったことは、私はみそカツと下ネタが嫌いということです(笑)短い滞在でしたが、塩野さんの元同僚のかよさんのお家に泊めてもらいました。ありがとうございます。 恵美

伊勢神宮の外にあるおかげ横町より。作りたての赤福はおいしいです。そして制服がかわいいかった。 恵美
今年は二十年に一度の式年遷宮の年。何年か前から耳にはしていたけれど、式年遷宮の行事内容や意味については知ろうとしていませんでした。伊勢神宮のすべての建物、神殿内の宝物などすべてを新しく作り替え、二十年ごとに神様に新しい神殿にお引っ越ししていただくお祭り。驚いたのは橋や鳥居、敷きつめられている石までもすべて新しくされていたこと。たまたまですが、もっとも瑞々しい瞬間に伊勢神宮を訪れることが出来て、すばらしい時間を過ごさせていただきました。訪れる前はさぞかし古く迫力のある、重く厳かな場所だろうと想像していました。実際に歩いてみた伊勢神宮はさわやかで、軽やかで、瑞々しくて新鮮な場所でした。石や金属ではなく、わざわざ朽ちてゆく木という素材ですべてをつくり、いつも変わらない姿でみずみずしいままに「永遠」をめざす。そんな「常若(とこわか)」という知恵のあるこの国に生まれて、そしてそれをいいなと思える感覚が自分の中にもあることを有り難いなぁと思いました。思っているよりずっと自分達は日本人なんだなぁ。いろんな国の教会や寺院を訪れましたが、一番共感できる美しさ。昔々から存在しながら遺跡ではなく、今なお生き生きと在る伊勢神宮に感動しました。 恵美

2013/08/27


Photographs from Ise Jingu. 伊勢神宮には行って良かった。本当に行けて良かった。

徳島を南海フェリーに乗って旅立ったあと、本州は強行スケジュールで駆け抜けていきます。まずは伊勢。旅館にたどり着いた日はひとまず伊勢うどんを頂いて、疲れていたのですぐに寝ようということで布団を敷いて、風呂に入って、わざわざ浴衣に着替えて記念写真をとって寝ました。夜行バスからの疲れが残っていましたが、なんだか楽しい夜。こういう日に限っておしゃべりが止まらない。恵美

旅の話に戻ります。さてさて、福岡をでた我々は熊本発(何で熊本発かというのは秘密...)の夜行バスに乗り込み、一路徳島を目指しました。徳島にはショーゾーでの戦友で、恵美さんが愛してやまない和知さんが移り住んでいて、今は結婚して土井さんになり、さらに僕らが旅立ったちょうどその頃に愛娘ミチルちゃんも生まれていて、これは会いに行かないわけにはいかないということで夜行バスですっ飛んで行ったわけです。フィレンツェで働いていた和知さんです。久しぶりに会ったわっちーは相変わらず徳島の太陽みたいにカラッと爽快で、本当に幸せそうでした。旦那さんの土井さんもミチルちゃんが可愛くてしょうがないらしく、終始顔が溶け気味です。わっちーの美味しいご飯にウキウキしながら、みんなで食卓を囲んで本当に満たされたひと時でした。みんなありがとー、おにぎりもうまかった。大介